エルテメル・デジタル警察署

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エルテメル・デジタル警察署
情報
事業主体 パイタフト警視庁
開館開所 1977年9月1日
所在地 ヴァリブ連邦共和国パイタフト市エルテメル地域区デジタル支区Digital-yol 2-1-1
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エルテメル・デジタル警察署(パイタフト語:Eltemer-Digital polize center)はヴァリブ連邦共和国パイタフト市エルテメル地域区デジタル支区Digital yol 2にあるパイタフト警視庁の警察署。エルテメル・デジタルプラザ駅から徒歩10分ほどの場所にあり、シビック通りと接している。

デジタル支区を管轄区域とする。管轄地域はエルテメル地域区でも低所得者が多く住むジャモート・ホナザヴォート・ホナが立ち並ぶエリアであり、とりわけ重点的な治安対策が行われた。

2017年エルテメル義務教育学校襲撃事件の際には多くの人権侵害が報告されたが、エリック・カナなどが参加しているオンブズマン制度が導入され、風紀は正されている。

概要

警察署内部

1977年9月1日にパイタフト警視庁エルテメル警察署管轄下で開設。2010年にリニュアールがなされた。4階建てで1階に総合窓口が置かれているほか、SPSシステムが導入され、運転免許の更新手続きなどはAIタッチパネルシステムで行う事が可能である。署員は220人でうち70人が女性である。パイタフト人だけではなくイーバン・アダムゴレオ・アダムダヤック族アッピ族など様々な民族の警察官が存在し、エルテメル空軍基地などで軍務に当たっていた元軍人の警察官やサイバーチームとして雇用されたパイタフト市立エルテメル・テクノセイムパイタフト市立エルテメル・デジタルセイムの高校生なども在籍している。

デジタル支区を管轄する。管轄エリアはボスポリス快速線エルテメル・デジタルプラザ駅ハヨット・デジタルモールデジタル・パルク、ハーバードホール(エルテメル地域区)などが立ち並ぶ繁華街(コスモマルト・エルテメルピラフセンテルエルテメル・カフェテルハマム・エルテメルなどの商業施設が立ち並ぶ)、公営団地ザヴォート・ホナなどの低所得者が多く住む住宅地。共和国寺院(エルテメル地域区)、エルテメル・オズドリクスタジアムエルテメル科学博物館パイタフト市立エルテメル・デジタルセイムパイタフト市立エルテメル・テクノセイムエルテメル開発福祉大学などの文教地区、エルテメル・エネルギーステーションエルテメル・タルカティッシュセンテルエルテメル地域区におけるレヴォグループの工場などの産業地区、エルテメル軍港エルテメル空軍基地などの軍事基地など広範囲で、エルテメル地域区の市街地の4割を管轄する。また北部および東部の農村地帯も管轄しており、管轄面積はパイタフト市最大。

2017年の民衆占拠

会議室

警察署職員の評判が悪かったわけではないが、2017年エルテメル義務教育学校襲撃事件デジタルパルク事件の際には本庁がPSの警察官に命令を下し、エルテメル地域区立第20義務教育学校を守るための積極的行動をとらなかった。さらにパイタフト警視庁の特殊部隊MPBの詰め所が設置されたものの、殺人や強姦などを行ったリアルヴァリブの構成員を誰一人検挙しないという本庁の方針に多くの署員が動揺したとされる。さらに一部の本庁警察官は逮捕した13歳の日系人シンガーソングライターの長田里奈を強姦している。

さらに2017年のデジタルパルク事件では民衆に対してエルテメル空軍基地のATT85-3オズドリク戦車が照準を合わせたり、何の法的根拠もなくパイタフト市立エルテメル・デジタルセイムパイタフト市立エルテメル・テクノセイムの学生が逮捕された挙句、本庁特殊部隊が警察署に連行したエルテメル開発福祉大学の2人の女子大生を強姦し、その映像がインターネットに流出するという事態に多くの署員が警察署を辞職したり、ダヤック族の活動家と合流する警察官もいた。

2017年6月に逮捕された2人の女子大生を救うため、エルテメル地域区民が警察署に乱入。この際警察官の何人かが市民に味方してパトカーで警察署に突っ込んだり、市民を銃撃しようとする本庁特殊部隊と銃を構えて睨み合うという異常事態が発生した。さらに民衆に銃を向ける特殊部隊に立ちふさがった19歳の女性警察官シティ・アイラ巡査が銃で撃たれて負傷すると、警察官は特殊部隊の身柄を抑え込むなどして身柄を拘束し、結果的に警察署に収容されていた女子大生は民衆により救出された。民衆の味方をした警察官は懲戒免職になったが、現在ほとんど全員が外部委託員として事実上復帰しているという。

特徴

取調室

デジタル支区公営団地ザヴォート・ホナなど低所得者やイーバン・アダムゴレオ・アダムダヤック族アッピ族などが多く住んでおり、パイタフト語や英語があやふやな市民も多く、イーバン・アダムゴレオ・アダムなどの警察官が積極的に配属される。またエルテメル地域区における銃所持でもわかる通り市民の銃の所持率はかなり高く、警察官は拳銃とサブマシンガンを所持している。またパトカーのトランクにはドアを破壊するハンマーが入っている。

また性犯罪に対応するため女性警察官も増えている。性犯罪被害者に対してはコーヒーなどを提供しながらCGモデルなどを利用してバーチャル技術を使った負担の少ない事情聴取が行われている事でも知られる。また警察は管区のパイタフト市立エルテメル・デジタルセイムパイタフト市立エルテメル・テクノセイムの高校生で無料でボイスレコーダーを配布している。

取り調べとしては日本と違い弁護士の接見が認められており、さらに取り調べは録画録音され、それを裁判で公開するかについては被告人に決定権がある仕組みになっている。またパイタフト警視庁のルールにより起訴前拘留日数は日本の23日より大幅に少なく5日間である。コンビニバイトでセクハラをした上司を殴って逮捕されたシモール・カフェラングによると、取り調べ中にかつ丼が出てきたという。警察官によると「日本の警察機構を参考にした」「容疑者が一番喜ぶ」との事で「実際に日本警察はかつ丼を出さない」とシモールが教えると警察官は驚いたという。

主な事件

留置場

基本的に治安上大きな問題があるわけではないが、ヘイトクライムなどが増加傾向にありミソジニー事件やテロ事件などが発生する傾向にある。またさくら通りに居住するイーバン・アダムが自己権利主張を苦手としている事もあって、搾取事件に巻き込まれる事も多い。またデジタル支区の女性福祉広報のエリック・カナによる活動で性的暴行などの暗数が判明し、数値上は強姦発生率が非常に高くなっている。

交番

アクセス

BRTエルテメル

BRTエルテメル3号線:Digital-Civic停留所すぐ。BRTエルテメル3号線は20分に1本の割合で日中は運転されるが、エルテメルバス(デジタル公社)ハーバードホール(エルテメル地域区)停留所まで乗り入れてくるため、実質的には10分に1本の運転である。専用の磁気誘導レーンと停留所でパンタグラフ充電を行う蓄電池電化システムを採用しており、クリーンな交通となっている。ボスポリス快速線エルテメル・デジタルプラザ駅ハヨット・デジタルモールなどがある繁華街とは直通しているが、徒歩5分程で到着する。

BRTエルテメル3号線の沿線にはデジタル・パルクハーバードホール(エルテメル地域区)エルテメル科学博物館共和国寺院(エルテメル地域区)エルテメル・オズドリクスタジアムハーバード公園などがあるハーバード通りエリアとも直通している。そのため周辺公営団地ザヴォート・ホナなどからのアクセスも確保されている。ただしエルテメル・オズドリクスタジアムなどで試合がある際は混雑の為BRTエルテメル3号線が利用不可能になる時がある。またエルテメルバス(デジタル公社)エルテメル漁港エルテメル軍港エルテメル空軍基地とも直結している。

警察署の周辺にはSEVEN-ELEVENなどの外資系コンビニやマクドナルドなどの飲食店、25階建ての公営団地などが存在する。コスモマルト・エルテメルピラフセンテルエルテメル・カフェテルハマム・エルテメルなどもなどの商業施設も街区なども大通り沿いに集積している。パイタフト市立エルテメル・テクノセイムパイタフト市立エルテメル・デジタルセイムエルテメル開発福祉大学日本博物館エルテメル神宮などの文教地区からはBRTの利用が便利である。

管轄治安

警察署前のSEVEN-ELEVEN

公営団地ザヴォート・ホナなど低所得者や難民が多く住んでおり、BRTエルテメル集団痴漢事件エルテメル公営団地エボラウイルスバイオテロ事件ハーバード・スポルトセンテル・トランスジェンダー襲撃事件BRTエルテメル爆破事件など凶悪な事件が多発しているため治安が悪いイメージがあるが、監視カメラとAIセンサーによる路上監視と公営団地ザヴォート・ホナにおける住民ボランティアのパトロール、パイタフト市立エルテメル・デジタルセイムパイタフト市立エルテメル・テクノセイムなどの高校、エルテメル地域区立第21義務教育学校などの義務教育学校における防犯指導などもあって、治安などは基本的に良好である。SEVEN-ELEVENマクドナルドで強盗事件が発生する事はあるが、金目当ての強盗殺人や行きずりの強姦事件などはほぼ0件である。ただしヘイトクライムなどは発生リスクが高い。

ただし全く問題がないわけではなく、マリアナなどが出回っている事が問題視されている。パイタフト市ではマリファナは違法であるが、持っているのが少量であればたいていは見逃される。さくら通りなど低所得のイーバン・アダムなどの難民は寧ろその貧困や真面目さに付け込まれて性的搾取などの被害を受けることが多い。

エルテメル・オズドリクスタジアムでのアメリカンフッドボールやサッカーの試合の後にBRTエルテメル3号線ハーバードホール(エルテメル地域区)停留所近くの共和国寺院(エルテメル地域区)で羽目を外すパイタフト市立エルテメル・テクノセイムパイタフト市立エルテメル・デジタルセイムエルテメル開発福祉大学の学生が警察に検挙され、警察署で社会奉仕などの略式命令を受ける若者が多い。

メディア出演

エルテメル・オズドリクスタジアム

PBCの警察ドキュメンタリー番組「DPX」などでは密着取材を受けており、日本のテレビ局「世界丸見えテレビ特捜部」「ザ・世界仰天ニュース」などで「警察24時」形式で取り上げられることもある。警察のイメージ向上の為に警察署もメディア露出に積極的であるが、デジタル支区の若者などは羽目を外す傾向にあり、さらにエルテメル・オズドリクスタジアムの試合後などはその傾向が強いため「デジタル支区は頭のオカシイ奴のオンパレード」「博覧会」と形容される事が多い。特に共和国寺院(エルテメル地域区)などでは噴水に入ってマクドナルドを朝に食べていたり、コスプレをした市民が酔いつぶれていたり、エルテメル空軍基地が羽目を外していたり、パイタフト市立エルテメル・テクノセイムパイタフト市立エルテメル・デジタルセイムの学生がマリファナを吸っていたり、エルテメル科学博物館の恐竜のモニュメントに全裸でよじ登るなどの光景が見られる。その一方で重大なヘイトクライムや性犯罪事件も発生しているため、メディアとしては「魅せる」治安状況であるためエルテメル・デジタル警察署はパイタフト警視庁でも近年最も取材を受ける警察署となっている。ちなみにこうしたメディア媒体でパトロールに同行される事が多かったイイヤマ・アオイ巡査は、BRTエルテメル集団痴漢事件で逮捕しようとした犯人の1人に銃撃されて重傷を負い、身体障碍を負ったため21歳で警察を退職した。

一方でクユズン・カリン事件などの警察不祥事に関するドキュメンタリー番組にも登場することがある。またBRTエルテメル爆破事件エルテメル公営団地エボラウイルスバイオテロ事件などの対応などから再現ドラマの対象になることも多い。この際には内務省や軍とパイタフト警視庁の対立なども克明に記録されている。

警察不祥事

ハーバードフェス

2002年に発生したエルテメル警察官強姦殺人事件では警察官2人が公営アパートで12歳の少女を強姦した挙句にその母親を殺害し、しかも警察ぐるみで全く無関係な知的障碍者の青年を犯人に仕立て上げた。この青年は死刑判決を受けたのち無期懲役に減刑されてエルテメル刑務所に20年近く服役する事になった。なお加害者の警察官がエルテメル・ティビーセンテルに入院していた少女の事情聴取を担当し、その際に再度少女を強姦している。「民主化後最悪レベルの警察不祥事」と言われ日本の「警察官ネコババ事件」と比較される事件として有名である。

2017年エルテメル義務教育学校襲撃事件デジタルパルク事件ではパイタフト警視庁が捜査指揮権を管轄したが、政府への忖度で多くのエルテメル開発福祉大学、パイタフト市立エルテメル・デジタルセイム、パイタフト市立エルテメル・テクノセイムエルテメル地域区立第21義務教育学校などの学生や社会労働党の政治家、アーティストを逮捕し、さらに一部の極右活動家とともに警察署内で未成年の少女を強姦するという前代未聞の不祥事が発生した。一方で多くの警察官が警察バッジを捨てて市民デモに味方した警察官も多く存在したとされる。この事件がきっかけとなり警察署にオンブズマンシステムが導入された。

クユズン・カリン事件では虐待被害者の少女(加害者に引き取られる前にはエルテメル・ハフシズ・ユルで生活していた)を虐待をしていた企業関係者(後に大量殺人容疑で容疑者死亡で送検)に引き渡していた刑事がいたことが大きな問題となった。その刑事はその後自殺していたが、企業関係者に弱みを握られ連れ戻しに関与していた事が明らかになっている。この事件では被害者の同級生でエルテメル地域区立第21義務教育学校11歳から12歳の少年少女4人が主犯の男を刺し殺すという最悪な形で結末を迎えた事でも知られる。その後少年少女は保護観察処分となった。

他の警察組織との関係

鉄道駅は広域交通機動隊管轄となる

ボスポリス快速線エルテメル・デジタルプラザ駅などの治安はパイタフト警視庁広域鉄道警察が担当している。これは通勤快速鉄道、HST、地下鉄、モノレールが対象であり、法律上はバスとして扱われるBRTエルテメルは対象ではない。そのためBRTはエルテメル・デジタル警察署が担当する事となる。また連邦国道は幹線道路高速機動隊が管轄している。また後述のように重大テロ事件の際には内務省が事件の捜査を行うことがある。

またBRTエルテメル爆破事件エルテメル公営団地エボラウイルスバイオテロ事件など重大なテロ事件の際にはパイタフト警視庁本庁の情報部などが捜査指揮権を取るが、パイタフト警視庁本部に対する住民感情は2017年エルテメル義務教育学校襲撃事件などが原因で非常に悪く、捜査指揮権の本庁の介入はかなり慎重になっているとも言われている。遊民協力状況にも明確な差が出ていると言われる。

エルテメル空軍基地エルテメル軍港の敷地内での軍人、軍属の犯罪、および基地外における軍人犯罪については軍務に服している間や脱走兵の場合は軍警察が捜査し、所轄警察署は基本的に介入できない。エルテメル公営団地エボラウイルスバイオテロ事件なども犯人が軍人と判明後は容疑者の逮捕、および裏付け捜査は軍警察が行い、軍法会議が容疑者を裁いている。しかしこの事件では多くの住民が情報公開を求めてエルテメル空軍基地前でデモ行進を行うなどしている。

関連項目