ハマム・エルテメル

提供:日本TW架空国家WIKI
スパ

ハマム・エルテメル(パイタフト語:Hammam Eltemer)はヴァリブ連邦共和国パイタフト市エルテメル地域区にある公衆浴場チェーン。公営団地などを中心に展開している安価な公衆浴場である。エルテメル・エネルギーステーションの温熱を利用している。社交場の一つでもあり、自宅で入浴しない市民も多い。

概要

スパのチケット売り場

公営団地エルテメル・エネルギーステーションの工場に住民や労働者用の施設として存在する。エルテメル・エネルギーステーションの火力発電所で生じた蒸気を元ととする温熱パイプなどで湯を温めており、さらに水はエルテメル多層フラッシュ蒸留工場から供給されている。公営団地には自宅に入浴施設のない市民も多く、エルテメル・シビックセンテルは公共施設としての法律を適用し、一定の支援を行うと同時に入浴料を500V$に維持している(ただし付属する朝鮮式サウナや垢すりリサービスなどは別料金が適用される。また同じ建物に大衆食堂があり、高校生などが部活帰りに訪れる光景が日常的となっている。特にパイタフト市立エルテメル・テクノセイムには東西の門に合計2つのスパがある。

休憩室なども設置されており、リクライニングチェアやテレビなども完備している。ただし施設内での飲食は出来ない。日本と違い刺青を入れている人も入ることは可能(現地では刺青は暴力団組織のシンボルではなく一般市民も普通に入れている)。

日本とは違い男女でロッカーは別になっているが入浴スパは男女同じであり、水着の着用が求められる。特に日系人が全裸でスパに出ていきやすいので「水着を着用しないとわいせつ物陳列罪になります」と日本語で書かれている(一部の店舗で「フリーペニスを禁止する」と表記がありTwitterで話題になった)。また条例に基づきトランスジェンダーの場合は証明書を提示する事で自認の性別のロッカーが使用できるが、着替えはカーテン付きの空間でするように求められる。またロッカーでは「この店舗ではトランスジェンダーが性自認のロッカーで着替える事を認めています」という注意書きが表記されている(逆に「TERFお断り」を宣言している施設もある)。また男女別に髪の毛などを洗うシャワールームが設置されている。

スパ施設の内容

スパ施設

スパとしてはローマ風呂や日本のヒノキ風呂、さらには屋上などに露天風呂などが置かれており、別料金を支払って垢すりなどのサービスが行われている。朝鮮式のプル窯などは別料金になっている。ソーダ風呂や薬湯、サウナ、ジャグジー、電気マッサージ湯なども備えられており、特にヒノキ風呂やプル窯などはイーバン・アダムゴレオ・アダムなどの移民より高い評価を得ている。これらの設備は日本で利用すれば確実に1000円を超える内容になっている。ただしこれらは男女別の日本とは違い男女同空間であるため、設備投資の面で有利である点も考慮すべきである。またパイタフト市立エルテメル・テクノセイムコスモマルト・エルテメルBRTエルテメルの停留所など、通勤通学や買い物ついでに気軽に入れるという点が大勢の客足を呼んでいるという面もある。

ただし男女同じ風呂で水着などは着用必須であり、シャンプーなどで体を洗う行為は男女別のロッカーに備えられたシャワー室で行う様に求められる。このシャワー室は非常に混雑するため、多くの利用者は自宅などで体を洗ってくるパターンが多い。一方で最近はスパの一角に髪の毛を洗う専用のカランが設置されており、髪の毛程度なら入浴エリアで洗う事が可能になった。

サウナなどは日本よりも高温で体調には十分注意する必要がある。また一部の浴槽は1メートル40センチの深さがある為、12歳以下の入浴は制限されている。内部で性的暴行などの被害はほとんど発生していないが、万が一の場合の為警報ボタンなどが設置され、さらにAEDなども設置されている。

その他

休憩室

ハマム・エルテメルは単なる入浴施設としてだけではなくダヤックハウスのダヤック族アッピ族の社交場としての意味があったり、エルテメル相撲のレスラーの育成文化の一つとして組み込まれるなど、エルテメル地域区の文化に深く関与していると評価される。新型コロナウイルス流行時にはこうした社交場がない事に都市部族より「ストレスが溜まって仕方がない」という理由から、部族でローテーションする事によってコロナ下におけるロックダウンの中、公営団地のスパで集団入浴が行われた。

エルテメル・エネルギーステーションにあった労働者向けのFC店の入浴施設は2010年まで男性専用であった。そのため全裸で入浴が可能であったが、男性同性愛者の所謂発展場となり、その性行為がありふれた光景になっていた。現在は男女利用可能な水着必須の施設になっている。

スパ施設の貴重な収入源として、営業時間終了後にゲイポルノビデオのロケ地として使用されており、一部の浴槽はロケ地として頻繁にみられるため、「Bir misol」と呼ばれている。なお公営団地の市民などはこうした行為が行われ場所で入浴する事について(水が入れ替えられ洗浄された後でなら)あまり問題視しない傾向にあり、ビデオのテロップには「その後施設のお湯は取り換えられて清掃されています(パイタフト語:Bi orka ishik suv birjish keraklardi)」という表記が出ている。これは「厭らしい事をした」という隠語としてインターネットミームとなっている。

ギャラリー

関連項目