リサ刑務所

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リサ刑務所
情報
管理運営 メディアード司法庁
開館開所 1979年9月1日
所在地 ヴァリブ連邦共和国メディアード市リサ地域区RIEX支区Mard-yol,24-1-2
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リサ刑務所(パイタフト語:Risa-kamokhona、発動監獄)、正式名称リサ司法服務センターヴァリブ連邦共和国メディアード市リサ地域区RIEX支区Mard-yol,24-1-2にあるメディアード司法庁管轄の刑務所。

メディアード市最北端の刑務所である。またリサ地方裁判所に出廷する未決囚も収容される。

沿革

  • 1979年9月1日:開設。建物のデザインは当時から同じであり、未来的な刑務所と報道された。当時の報道では同性愛者の治療施設も存在したとされている。
  • 2016年9月1日:リニュアール工事完成。また死刑制度廃止に伴い死刑執行施設が取り壊され、イスカンダル宮殿にあるアダルト寺院の出張寺院が作られる。
  • 2020年5月1日:COVID-19対策として軽犯罪犯や模範囚が恩赦され釈放。7月には集団感染が発生する。さらに面会にJOYANGを利用したリモートが導入される。またサンテン駅近辺に支部が設置される(サンテン刑務支所)。

概要

刑務所面会室

メディアード市リサ地域区RIEX支区にある都市刑務所であり、リサ地方裁判所に出廷する未決囚も収容される為拘置所の役割も果たす。収容人数は2000人。基本的にリサ地域区で発生した犯罪者はこの刑務所で服役する事になる。メディアード司法庁では少年院に相当する施設はないが、少年受刑者に対しては特別なプログラムがなされている。

施設内で盲導犬の育成などを行い、さらに認知プログラムなど更正に向けたプログラムが行われている。ハイテクシステムが導入されており、ロボットによる自動配膳や受刑者の移動を監守なしで遠隔操作で行うなどしている。

政治家や芸能人、財界人など大物が服役するような事態において、あるいは凶悪な犯罪者の裁判の際(赤ちゃんおじさん事件)などにこの刑務所の前はマスコミでごった返すことがある。レヴォ財閥の贈収賄の際には向かいのKDDMに住む住民がマスコミに部屋を貸して小遣いを稼ぐ事が多かったとされている。

施設は13階建てであり、運動場が2か所存在するほか、ジムや図書館などが存在する。独居房と雑居室があるが、いずれもテレビが存在している。刑務所の壁には受刑者が制作したアートなども飾られている。また一般客向けに刑務所で行われていたLGBT(ヴァリブ連邦共和国)に対する「治療」などの開発独裁時代の負の歴史を記録した人権資料センター(パイタフト語:Inson Hukuklar Hujjat Center)も併設されている。開発独裁時代の拷問や死刑執行などの人権に関する解説は模範囚の受刑者がイベント時に来客に説明してくれることがある。

収容者に発達障害者が多いため、模範囚に関してはバスで刑務所外の発達障害者の就労可能な職場で服務作業を行っている。マクドナルド・ハーバードセブンイレブン・ハーバードで服務作業を行っている受刑者もいる。

不祥事

プリズン通り

以下の不祥事が発生している。

  • 2024年11月5日:腹痛を訴えリサ大学付属病院に搬送された男性受刑者(26歳)が病院の通風孔から脱出した。この受刑者は名誉棄損で懲役1年の実刑判決を受けていたが、あと1日で刑期満了だったため、メディアード司法庁の職員もまさか脱獄するとは思っていなかったという。当該受刑者は脱獄からわずか4時間後に自分でBRTリサに乗って刑務所前まで戻ってきた。メディアード司法庁は刑務所内の内規で脱獄行為に対する刑期延長1か月を適用した(メディアード市では破壊行為や脅迫を伴わない脱獄は犯罪とはされず、刑務所内規で罰せられる)。脱獄の理由は「実刑判決を受けた事にムカついていたから」。
  • 2025年6月15日:メディアード司法庁はリサ刑務所で殺人の過剰防衛で懲役2年の刑を受けていた知的障害者の男性を誤って15年も受刑させていたと発表した。この男性は2009年(当時25歳)、働いていたセブンイレブン・ハーバードのコンビニ店舗で日常的に男性店長から暴力を受けており、事件当日店長が店舗内で脚立の上から飛び降りてお腹を踏みつける暴行を自身にしようとしたために、咄嗟に男性店長を脚立から突き落として頭部強打で死亡させた容疑で逮捕され、一審のリサ地方裁判所では執行猶予となったが、二審では殺意を認定されて実刑判決となっていた。男性は「自分には賠償金の支払い能力がないから刑が長くなっている」と思い込んでいたという。メディアード司法庁は男性に謝罪した上で、2700万V$の損害賠償を支払っている。男性は模範囚であり、一般人向けの刑務所イベントや義務教育学校の刑務所見学でガイド、また模範囚にのみ認められる外部でのボランティアとして義務教育学校で用務員をしており、その穏やかな性格で義務教育学校の教育関係者では有名な存在だった。原因は書類上の不備と見られ、傷害致死罪は最高刑で無期懲役になる為、誰も気づかなかったという。2025年に義務教育学校の子供たちが恩赦をメディアード司法庁に嘆願しようとしたところ、当時のニュースで懲役2年である事が報じられ、発覚した。

街区としてのマルド23

セブンイレブン・ハーバード

マルド23街区を通称「プリソン通り」と言う事があり、リサ・メデニエット・メイデンの南側街区のKDDMを意味する事がある。具体的にはBRTリサ20系統のリサ・メデニエット・メイデンエル・サンディックの停留所からマルド23街区停留所までのエリアおよびその周辺を意味する。韓国系ヴァリブ人日系ヴァリブ人、ベトナム系が多く住み、パイタフト人は比較的少なく、バット・シティ(リサ地域区)と並ぶエスニックタウンとして知られている。また刑務所の独特な形状の建物もこのエリアのランドマークになっており、セブンイレブン・ハーバードマクドナルド・ハーバードのあるBZDで形成されたベトナムや中央アジア系の移民街を「ハノイプリズン」などと通称する事がある。バット・ヴァ・グルチなどの店舗が多いのが特徴である。

メディアード市リサ地域区RIEX支区の市民などは刑務所に行く事を「マルド23に行く」というが、これはこの街区がジャンクエリアである事でも有名だからである。

リサ・メデニエット・メイデンなどのアニメグッズや電気街の延長で、バッタ物のパーツが存在したりジャンクルームなどがKDDMにいくつも出来ていたりと混とんとしたエリアという認識が市民からなされている。またEスポーツの有望な若者の多くがこのエリアを出身としているとも言われている(バット・シティ(リサ地域区)エリアのライバルとも言われている)。

アクセス

BRTリサ

以下の公共交通が存在する。リサ・カジノメイデンメディアード市リサ地域区RIEX支区でも主要な繁華街であり、ヴァリブ4世公園リサ・ヴァリブ4世スタジアムリサ・アライクムモスクリサ・シナゴーグにも比較的近いが、マルド23街区はリサ・メデニエット・メイデンの南側にあり、リサLRT駅からは1㎞程度離れている。便利なのはリサLRTよりもBRTリサ20系統であり、マルド23街区停留所の至近距離に刑務所はある。芸能人の逮捕や服役のニュースではマスコミがごった返して渋滞が発生する事がある。

関連項目