大瑞穂帝国
詳しくは瑞穂国wikiを参照
- 大瑞穂帝国
- 大瑞穗帝國[1]
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(国旗) (国章) - 国の標語:百姓昭明協和万邦(事実上[2])
- 国歌:御民われ(事実上)
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公用語 瑞穂語(事実上[3]) 首都 信京府守矢京(事実上[4]) 最大の都市 信京府左京郡 - 政府
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大祝 不明 太政大臣 不明 元老院議長 公議院議長 大審院長 枢密院議長 五官会議議長 - 面積
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総計 380,268.99km² 水面積率 - 人口
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総計 1億1125万人 人口密度 296人/km² - GDP(自国通貨表示)
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合計 520兆9762億束 - GDP(MER)
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合計 xxx,xxxドル - GDP (PPP)
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合計 5兆4200億ドル 1人あたり 44,246ドル - 建国
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神代大祝即位[5] 紀元前660年1月5日 維新政府樹立 1870(仁政6)年12月25日
通貨 束 (RYS) 時間帯 UTC +9(DST:なし) ISO 3166-1 RSY/RY ccTLD .ry
大瑞穂帝国(正字体:大瑞穗帝國、英:Empire of Ruisy)、通称瑞穂国、穂国は、瑞穂島(本州、豊洲)、烏島諸島、耀島などから成る立憲君主制国家。帝都は信京府。架創国家聯合(INC)に加盟。詳しくは瑞穂国wikiを参照。
概要
国名
正式な国名は大瑞穂帝国。 「瑞穂」という地名は、「みずみずしい稲の穂」という意味で、稲がたくさん取れる恵まれた国であることを指す。 「瑞穂」の発音は訓読で「みずほ」、呉音で「ズイスイ」、漢音で「スイスイ」、華音で「ルイスイ」。大半の場合は訓読みで「みずほ」と読まれる。
古くは豊葦原千五百秋水穂国(とよあしはらのちいおあきのみずほのくに)、豊洲水穂大葦原中国(よとしまのみずほおおあしはらのなかつくに)、豊洲水穂中国(とよしまのみずほのなかつくに)、瑞穂国(みずほのくに)、瑞穂(みずほ)、中津国(なかつくに)等の名称で神話や書物に登場する。
英語ではEmpire of Ruisy、三文字略号はRSY、二文字略号はRY。これは中国語で瑞穂を指す瑞穗(拼音:Ruìsuì)がヨーロッパで訛ったものであるとされている。またローマ字表記のMizuho、Toyoshima等の表記がされることもある。形容詞形はRuisinese。
表記については国内でもばらつきがあり、瑞穂帝国、瑞穂国、大瑞穂国、皇国、帝国とも表記する。憲法でも題名は「大瑞穂帝国憲法」なのに対して本文中では「瑞穂国」が使われており、1939年改正前は「大瑞穂国憲法」だった。外務省は1952年に公文書の表記を大瑞穂帝国に統一したが、内務省、大蔵省や刑部省では瑞穂国、瑞穂帝国を使用している。二文字略称は穂国、瑞国、水国など。また、豊洲(とよしま)を使う例としては瑞穂国の国璽があり、篆刻体で「大豊洲國璽」と刻されている。耀国では本洲のことを「内地」と呼ぶことがある。
国歌
国歌は御民われ(みたみわれ)。この歌は734年に官吏の海犬養岡麻呂が読んだ和歌に曲を付けたものである。「大祝の民である私は天地が栄える時に生まれてきて生きている甲斐があものだ。」という大祝を讃美する内容となっている。
国旗
国旗は白地に黒線が2本入ったもので、これは大祝の裏紋(替紋)である二ツ引両(ふたつひきりょう)を元にして作られた。引両は、中国古典『易』に登場する四象の陽の爻(こう)⚊を組み合わせた⚌太陽を意味する。ほかに天に昇る二匹の龍を意味するとする説もある。愛称は太陽旗、二ツ引。縦掲揚の場合は幟旗が使われる。縦掲揚は国旗を縦にすることで代用が可能である。 政府旗は青地に金色の梶葉紋が配置されたもので、内閣、議会、裁判所などの政府機関で使われる。
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二ツ引両
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国旗
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政府旗
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幟旗
言語
瑞穂国では、憲法や法令による根拠のある言語は存在しない。但し裁判では瑞穂語以外の言語は認めらておらず、更に1946年の帝国議会では質問を受けた当時の文部大臣が瑞穂語が国語である旨の回答をしている。
瑞穂語は公文書においては文語体で漢字と片仮名を用いた瑞穂語が用いられる。瑞穂語は地方ごとの方言が多様で、中でも耀国で使われる瑞穂語耀方言(これを耀語と呼び独立した言語とみなす場合もある)は国内ではもっとも訛りが顕著であり、本土人は「何と言っているのか分からない」と感じることもある。また瑞穂語に使われる漢字には国字(豊字)という瑞穂国にしか存在しない漢字も存在する。
地理
気候
ケッペンの気候区分によると、北部はCfa(温暖湿潤気候)、南部はAm(熱帯季節風気候)である。 国土には標高の高い山が多く、所在地の割には寒い。また、台風の通り道にななることが多く、台風の被害を受けることがある。ただ、瑞穂国には標高の高い山脈が比較的多く、それによって中規模な台風は逸れていく。冬になると雪が降る地域もあり、特に耀国では5メートルを超える場合がある。耀国では積雪対策として合掌造の伝統家屋や、積雪の際に道路の幅を表す標識などを見ることができる。信京府は標高が高く寒いので、守屋湖は全面結氷することがある。夏は高温多湿型である。
自然
瑞穂国は自然豊かで多様な生態系に恵まれている。島国のため多くの固有種がおり、国民に保護され親しまれている。 固有種の例としてはミズホオオカミ(絶滅種)、ミズホアシカ(絶滅種)、ミズホカワウソ(絶滅危惧種)、トヨシマカラス、ミズホノウサギ、ミズホライチョウ、ミズホカモシカ、モリヤウナギ、クニドジョウ、トヨシマゼニガメなどがある。 トヨシマガラスは国鳥に指定されており、また瑞穂神話にも登場することから「神様の使い」「勝利の象徴」「賢者の象徴」とされて特別視され、信京府の府旗にも描かれる。(一方、ゴミを荒らす、声がうるさいなどの点では忌み嫌われる。)
内政
大祝
大祝(おほはふり、おおほうり)は、大瑞穂帝国の国家元首であり、瑞穂神道の祭主である。英訳では「Emperor」。古い文書には「Ohori」、「Mikado」と書かれている場合もある。まれに「たいしゅく」とも読む。国内では他にも法皇、聖上などと呼ばれる。敬称は陛下。
憲法上は国政の総覧者、軍隊の統帥者(大元帥)でもある。大祝は瑞穂国の祭祀王として古来より非常に神聖な扱いを受け、政治が貴族や武家によって行われる時代にも、国家の権威(貴族や将軍の権力の裏付け)として君臨してきた。
今上の諱は安頼(やすより)、御称号は睦宮(むつのみや)、外国では「Emperor Yasuyori(大祝安頼)」、漢字圏では「瑞穂国大祝陛下」、「瑞穂国皇帝陛下」と呼ばれている。ただし「大祝陛下」と呼ぶのは本来正式ではない[6]ため国内では法皇陛下、聖上陛下、今上陛下などと呼ぶ。
行政
瑞穂国は議院内閣制を採用しており、太政大臣を長官として国務大臣により内閣が構成されている。内閣は大祝の輔弼機関として行政を担当している。
立法
瑞穂国の立法協賛機関(立法府)として、上院にあたる官選の元老院と下院にあたる民選の衆議院の二院から構成される帝国議会が置かれている。帝国議会は本会議中心主義、三読会制を採用している。現在の衆議院与党は翼賛政友会。
司法
瑞穂国は歴史的経緯から大陸法法系をとっている。刑部省が司法行政、刑務所の管理を行い、判事を含む職員の人事権、弁護士及び弁護士会の監督を行う。
裁判所は最高法院にあたる大審院と高等法院にあたる控訴院、更に下級裁判所の地方裁判所、治安裁判所で構成され、行政裁判所として最高行政裁判所と地方行政裁判所が置かれている。この他、家事事件、少年事件を司る家庭審判所、軍法会議の糺問司(きゅうもんし)、神室に関する裁判を行う神室裁判所がある。
大審院は行政裁判も含めた全ての付随的違憲立法審査権を有し、大審院の判事は国民審査で解職する事ができる。司法裁判、行政裁判ともには三審制で、行政訴訟の場合は地方行政裁判所→最高行政裁判所→大審院の順番で三審制を適用する。また、無作為に選んだ国民が裁判の一部に参加する制度である陪審制が実施されている。
外交
<国交樹立の申請はINC内外問わずいつでも受け付けています 連絡は@Empire_Ruisyまでお願いします>
国交樹立は相手国との協議の上、総合的に判断して可否を決定する。INC本加盟国には大使館、INC仮加盟国及びINC非加盟国には公使館を設置し交流を行う。その他、国際的機関もしくは特別な事情がある国家については政府代表部を設置し交流にあたる。
国際関係
国旗 | 正式名 | 略称 | 代表 | 年月日 | 備考 |
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国際機関 | |||||
架創国家聯合 | 聯合国 | 政府代表 | 2017年11月29日 | 「聯合国」とも呼ばれる。 | |
(過去の加盟機関) | |||||
瑞瑠宇宙機関 | MiRSA | 政府代表 | 2018年7月25日 | 2019年10月27日解体 | |
守矢神社条約機構 | MSTO | 政府代表 | 2017年9月23日 | 原加盟国。2018年5月4日活動休止、2019年11月11日解体 | |
協和会 | KWA | 政府代表 | 2017年7月8日 | 原加盟国。2019年5月8日解散 | |
架創国家聯合 | |||||
海田市帝国 | 海田市 | 大使 | 2017年11月20日 | ||
日本民国 | 日民 | 大使 | 2017年xx月xx日 | ||
空日本国 | 空日 | 大使 | 2017年xx月xx日 | ||
牡合駢国 | 不国 | 大使 | 2019年2月26日 | ||
クラーグ聯合王国 | 駒国 | 公使 | 2019年11月16日 | 漢字表記は「駒来宮」 | |
独立国家聯合 | |||||
ルテニア共和国聯邦 | 魯聯 | 公使 | 2018年5月30日 | 漢字表記は「魯特儞」、別称は「ル聯」 |
旅印
- 一般旅印
- 一般国民用の旅印。5年用と10年用があり、色は5年用が紺色、10年用が朱色。数え20歳未満の者は成長による顔の変化が大きいことから10年用が発行できない。
- 公用旅印
神族、王族や太政大臣、国務大臣を初めとした高等文官、高級軍人、大使および公使が用いる特別な旅印。色は瑞穂国で最も高貴とれている山鳩色を採用。
- 外交旅印
帝国議会議員、普通官吏、吏員や公的機関の職員が使用する。色は茶色。
- 緊急旅印
緊急発行用の旅印。1年有効。色は緑色。 なお、旅券を紛失した場合は「帰国専用印」という特別な御免之印が発行される場合もある。
瑞穂国では、1870年代に旅印の発行が開始された。当時の旅印は1枚の紙に墨で情報が書かれたもので、当時の政府はPassportを御免之印(ごめんのいん)と訳した。このことから、瑞穂国では形式が手帳型に切り替わってからも、御免之印を正式名称としている。これは法令上、書類上の呼称であり、通常はこれを「旅印」と呼称する。国内では旅券とは呼ばない。大祝と天后は、元首待遇により御免之印は不要。
御免之印はB7サイズで、発行国(RSY)、印発行番号、氏姓名、年齢(生年月日)、国籍(Ruisy)、性別(Male/Female)、本籍、有効期間満了日、所持人自著、発行官庁、外務大臣要請文が書かれている。2006年からはICが搭載された。
要請文
帝国国民タル本印ノ所持人ヲ通路故障無ク渡航セシメ且必要ノ保護扶助ヲ与ヘラレン事ヲ其筋ノ諸官ニ要請ス 大瑞穂帝国外務大臣(公印)
Request page
His Imperial Ruisinese Majesty's Minister for Foreign Affairs requests all those whom it may concern to allow the bearer, a Ruisinese national, to pass freely and without hindrance and, in case of need, to afford him or her every possible aid and protection.
経済
産業
農業
瑞穂国では米、林檎、馬鈴薯の生産量が多い。また、耀国ではセロリ、梨、大根を生産している。烏島県方面ではサトウキビ、唐芋などが多い。食料自給率は49%で、減少傾向にある。畜産では、牛や馬、豚、鶏など。 瑞穂国の林檎は大ぶりで蜜が多くて甘く、輸出品は比較的高級な値段で取引される。
漁業
瑞穂国は島国のため、海洋での漁業が盛んである。海洋ではサンマ、クロマグロ、サバ、タコ、タイ、シャケ、カツオ等の水揚げ量が多い。また瑞穂国では食用目的のクジラ漁(商業捕鯨)もなされている。淡水漁は守屋湖やその支流で主に行われていて、ウナギ、ワカサギ、コイ、ニジマス等が水揚げされる。その他ノリ、カキ、真珠などが養殖されている。国民の間では、刺身や寿司など生食が人気である。
鉄道
逓信省鉄道が鉄道院鉄道(鉄鉄)を運用しており、私鉄には、本洲に鉄道を敷く豊洲鉄道株式会社、耀国に鉄道を敷く大耀陸運株式会社などがある。大耀陸運株式会社は「やおてつ」の名で親しまれ、耀国では鉄道院鉄道よりも多くの路線を敷く。
航空
旧大瑞穂航空公社(瑞穂国のフラッグ・キャリア)の後身である大瑞穂航空株式会社(瑞空)が最大。瑞空は政府が50%の株を持っている。エア・ミズホ株式会社(AMI)と合わせて瑞穂国二大航空会社と呼ばれている。
天然資源
硫黄や石炭、翡翠、柘榴石(ガーネット)、黒曜石がとれる。これらは国内の需要を賄う程度しかなく、輸出は行われていない。また海底から天然ガスが産出すると言われている。
情報産業
国産スマートホン(Urtoシリーズ)を開発する株式会社ウルトや、家電、パソコン、ゲーム機、カメラなどを開発する三島電機産業株式会社、ソフトを開発するイチキョーソフト株式会社などがある。
インターネット
瑞穂国ではインターネットが登場した当初、インターネットを蜘網(ちもう)と訳していた。現在でも中央官庁等で用いることがあるが、一般的には「インターネット」を使うことが多くなった。インターネット関連の企業としては「チモーネット株式会社(旧社名:南場蜘網産業株式会社)」が運営している国産インターネット検索エンジンの「ChiMo」が国内でGoogleに次いで2番目に使われている。ChiMoはChiMo地図、ChiMo天気、ChiMoニュース(全国新聞社の帝国報知社と提携)などのサービスも展開している。
出版
瑞穂国の出版では、国定教本を出版している「水野出版社」が有名である。水野出版社は国内で唯一国定教本を編集、出版する専売権を有しており、大変大きな収入源となっている。 水野出版社は国内有数の財閥である水野財閥の出版社。
専売
先述のとおり、水野財閥の水野出版社が教本の専売権(実質)を有している。また、人蔘専売法、煙草専売法、樟脳専売法、塩専売法、酒精専売法(いわゆる専売5法)によって、瑞穂専売公社が朝鮮人蔘、塩、樟脳、煙草、酒精(アルコール)の独占製造権と専売権を有している。他には、神祇省大麻局が大麻管理法に基き大麻の専売権を有している。
小売業
大手デパートとして鶴丸百貨店や丸田屋、大手スーパーマーケットとして高島屋商店やアメリカ・ウォルマート瑞穂法人の四葉がある。大手コンビニエンスストアとしてミヅノやラクライフ等がある。近年は大型ショッピングセンターの進出による既成商店街の衰退が社会問題化している。
文化
紀年法
国内では年号、神代即位紀元、西暦が使われる。ほとんどの七曜表(カレンダー)では『文礼26年(西暦2019年/紀元2679年)』のような表記がなされる。太陽暦、七曜を採用しているが、カレンダーには六曜も記載する。
年号
豊暦(ほうれき)、国暦(こくれき)とも呼ばれ、嘉楽(からく)が瑞穂国で最初であるとされている。仁政時代からは一世一元の制が取られており、大祝1人につき1つの元号を定めることになっている。公文書には西暦と元号が併記されることが多いが、神祇省は元号のみを使う。新聞社では「文礼28年(2019年)」もしくは「2019年(文礼28年)」のように併記されることが多い。ただし、瑞穂共産党のような左翼団体は、君主制の象徴であるとして元号を使用しないのが主流である。2019年は文礼28年に当たる。
神代即位紀元
初代大祝で、瑞穂国を統一した神である神代大祝の即位年を元年とした瑞穂国独自の紀年法で、カレンダー以外での使用は稀。単に「紀元〇〇〇〇年」という場合、神代即位紀元を指す。この紀年法は仁政時代に作られた比較的新しいもので、瑞穂国の仁政維新政府のナショナリズム政策の象徴的存在である。仁政の維新政府はこれを頻繁に用いたが、天正時代以降徐々に西暦や年号が優先されるようになり、現在は節目を祝うこと以外で常用されることも少ない。2019年は紀元2679年に当たる。
食文化
特徴
瑞穂国の食文化は古来から魚中心の食生活で、寿司、刺身などがとても人気。 基本的には外来食も抵抗なく食べるため、支那やアメリカなどの海外から入ってきた料理も若者に大人気である。マクドナルドやモスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、スターバックス、デイリークイーン、サブウェイ、バスキンロビンス(瑞穂名 : サーティーワン)といったアメリカの大手チェーンが国内に進出している。
主食
瑞穂国では伝統的な主食として米が食べられる。あるテレビが調査した国民の好きな食べ物ランキングでは、第1位は寿司、第2位はラーメン(支那そば)、第3位はカレーであった。寿司については、近年1皿100円で食べられるような回転寿司チェーンも人気を博している。 ラーメンもバリエーションが豊富になり、若者を中心として独自進化を遂げ、国民食になっていると言える。
淡水魚食
信京府守矢京の守屋湖では、ワカサギやウナギ、コイ、ナマズ、ニジマス、シジミ等の淡水魚がよく取れる。守屋湖漁業協同組合も存在する。特にワカサギは空揚げにするとたいへん美味(塩味やタレ味が人気)で、守屋湖支流で養殖されている。
昆虫食
信京府の内陸部を中心として、イナゴ、ざざむし(カワゲラやトビゲラの幼虫)、蚕のさなぎ、蜂の子等の虫を食する文化が存在する。内陸部では貴重な蛋白質として古くから食用される。地域によってはほとんど食べない地域もあるが、国民ならばどこかで一度は食べたことがあ程度には一般化しているので、食べることに抵抗がある国民はあまりいない。主には昆虫を佃煮にしたり、揚げて食べる。生食もする。
体育
瑞穂国において体育とスポーツは同義である。瑞穂国の国技は相撲であり、柔道および剣道もそれに準ずる。瑞穂国では伝統的に武道(柔道、剣道、空手道、跆拳道、少林寺拳法、相撲 等)が盛んに行われ、かつての侍も武道を通じて心身の鍛錬を行ってきた。体育は学校科目にもなっており、高等学校までは必修科目になっている。近代化以降は西洋の体育である野球、蹴球、籠球、庭球、卓球、排球、陸上競技、体操、氷滑(スケート)なども人気がある。体育競技団体を包括する最大組織の大瑞穂体育協会は、毎年帝国体育大会を開催し、体育の活性化に努めている。その他、蹴球では神杯蹴球大会、瑞穂蹴球聯盟戦が、野球では神杯野球大会、極東野球聯盟戦、大洋野球聯盟戦、アイスホッケーでは神牌氷闘大会、護国院神牌氷闘帝国聯盟戦などの体育競技会が開催されている。
宗教
概要
瑞穂国では政教分離が完全ではなく、神道的伝統が尊重されている。神道は文化伝統と結びついて政治と近い関係にあり、政治的発言力も強い。ただし信教の自由は守られている。
神道
国民の8割以上が何らかの形で信仰しているとされている。大祝を祭祀王とした我が国伝統の宗教。瑞穂国の主要神社は神祇省によって管理され社格が定められており、官社の場合は、官幣大社>国幣大社>官幣中社>国幣中社>官幣小社>国幣小社>別格官幣社と分類されている。官幣社と国幣社の違いは、官幣社の経費は宮内省から出され、宮内省から奉斎を受けるのに対し、国幣社の経費は神祇省から出され、神祇省から奉幣を受ける点にある。その他、府社は府から、郷社は県、郡または市から、村社は市、町、村から、耀国の国供進社は耀国から奉幣を受ける。これらの官国幣社や府社、郷社、村社、国供進社の職員は官吏及び公吏である。それらに至らない無格社はそれぞれの氏子によって維持されている。また、戦争による戦没者を祭る護国神社(別格官幣社)は、兵部省が奉幣する。神道は国政への影響力も強く、大瑞穂神政治聯盟や翼賛政友会等には前職が神職の議員もいる。
仏教
我が国における仏教は古くに神道と習合して国民に広まってきた。仏式葬儀を行ったり、仏教行事を祝うなどして国民に受け入れられている。歴史的には、本地垂迹説の表れによってそれぞれの神に本地仏が定められ、神道よりも優位に立っていた時代もある。例えば、高天原天明神は大日如来、御左口洩矢神は大黒天。古代、仏教による鎮護国家思想が広まると寺院が多く建てられ、その土地の有力者の権威の象徴とされた。また、大祝は大黒天の生き仏として扱われることもある。瑞穂国政府は非公式ではあるものの社僧を雇い、仏事をしている。瑞穂国では特に大乗仏教が信仰され、一部では上座部仏教やチベット仏教も信仰されている。
キリスト教
天主教、基督教、耶蘇教と呼ばれることもある。瑞穂国では聖誕祭(クリスマス)、聖夜(クリスマスイブ)を祝うなどして浸透している。現在瑞穂国では、カトリック団体として瑞穂天主公教会中央協議会が、瑞穂基督教団がプロテスタント教会の連合団体として存在し、その他にも様々なキリスト教団体、キリスト教系大学(友愛高等学校、友愛大学等)などがある。正式に信仰しているものはカトリック、プロテスタントあわせておおよそ100万人、瑞穂国の全人口のうち1%ほどであり、国内では小規模な宗教に留まっている。瑞穂国では、「God」を「天主」と訳し、神道の「神」とは明確に区別する。
自由の真心
新興宗教。英称は「Freedom Hearts」。仏教を基調にキリスト教や神道が組み合わさった独自の教義をもち、創始者兼総裁の原田聖(はらだひじり)を全知全能の指導霊「パテル[7]」としている。関連団体に自由の真心出版、自由の真心学園(自由の真心中学校、自由の真心高等学校、自由の真心大学)、自由の真心芸能社などがある。公称では世界中に50以上の支部、約1000万人の信者を持つ。
御山教
新興宗教。1890年に神主、修験者の山下佐助が創始した。山下佐助が初代行師(ぎょうじ)となり音頭をとり、守屋山を御山[8]とし、さらに御山を神格化した御山大明神を崇拝の対象とする。修験道と神道(特に洩矢神宮の守屋山信仰の影響が強い。)を基本として祭祀を行い、山に入って修行することで衆生の救済を目指す。修行者を行者(ぎょうじゃ)と呼び、その音頭取りを行師(ぎょうじ)と呼んでいる。信京府守矢京の守屋山のふもとに本部の御山大教殿がある。御山教では守屋山そのものを拝むため、社を建てて拝むことはせず、分霊や御霊代を作ることもしない。拝む時は拝礼所(人が入れる程度の区域を四角く垂を飾った紐で囲んで結界をはる。下にはゴザが敷いてある。)にて、守屋山の方向を向き正座して拝礼、拍手する。これはどんなに遠くにいても同じことで、家でも神棚は飾らないし、各地に所在する教殿(教会のようなもの)にも御山に向かって拝礼するための施設があるだけである。最盛期は100万人とも称されたが、現在の信者は多く見積って20万人と言われている。
林仙教
新興宗教。1955年に教祖の大林創厳(本名:小林友樹)が設立。道教に基いた修行を通して仙人になることを目指している。山奥に修行場を構えており、出家すると外部とはあまり関わりを持たずに生活する。信者は非出家信者も合わせると1万名以上いるとされる。
教育
教育は憲法に定められた国民の義務であり、権利である。国民学校令、中学校令、高等学校令、大学令等によって設置され、尋常小学校より高等小学校までが義務教育、それよりも上は任意となっている。小学校については、尋常小学校、高等小学校が併設された国民学校が置かれることもある。
種類 | 名称 | 年限 | 年齢 | 義務 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
幼児教育 | 幼稚園 | 2年間 | 満4歳ー満5歳 | × | ||
初等教育 | 国民学校 | 尋常小学校 | 6年間 | 満5歳ー満11歳 | 〇 | 日本の小学校に相当。 |
前期中等教育 | 高等小学校 | 3年間 | 満11歳ー満14歳 | 〇 | 日本の中学校に相当。 | |
後期中等教育 | 高等学校 | 3年間 | 満14歳ー満17歳 | × | 日本の高校に相当。 | |
高等教育 | 大学予科 | 3年間 | 満17歳ー満20歳 | × | ||
師範学校 | 3年間 | 満17歳ー満20歳 | × | 国民学校教師になるための学校。教育学部に相当。 | ||
大学 | 3年間 | 満20歳ー満23歳 | × | 学士課程と修士課程。 | ||
高等師範学校 | 3年間 | 満20歳ー満23歳 | × | 中等学校教師になるための学校。教育学部に相当。 | ||
大学院・研究科 | 2年間 | 満23歳ー満25歳 | × | 博士を取得するための機関。大学や高師に付属する。 | ||
各種学校 | 文部省外管轄大学校 | 不定 | 不定 | × | 陸軍大学校など。 |
祝祭日
祝祭日は法律の祝日祭日ニ関スル件によって定められている休日で、「祝日祭日」を略して「祝祭日」と呼んでいる。祝祭日に旗を各家に国旗を掲げることから、「旗日」とも呼ばれている。 御降誕、崩御、即位、大婚、御成婚など、神室の慶弔行事や国家行事の際には、勅令によりこれを定めることができると「祝日祭日ニ関スル件」に定められている。また祝祭日が休日と重なる時、祝日に挟まれた平日がある時は公休日が設けられる。
祝祭日 | 日付 | 祝日の概要 |
---|---|---|
新年祭 | 1月1日 | 新年の大祭日。神宮では年入神事、元日神拝。なお、この日から祝祭日が続き七連休である。 |
正月 | 1月1日 | 旧年が無事に終わったことと、年のはじめを祝う。国民の多くは初詣に出かける。玄関に門松を立てて、おせち料理やお雑煮を食べる。1月1日の朝には大祝が朝賀を行う。宮中行事のうちで唯一唐様式を残しており、大祝は袞衣、冕冠姿で朝賀に臨む。 |
1月2日 | ||
1月3日 | ||
新年宴会 | 1月4日 | 神族、王公族、高級官吏、軍人、外国大公使、有名人などを宮中に招き新年の祝賀宴会を行う。 |
紀元節 | 1月5日 | 肇国を記念し国家の大安を願う大祭日 |
公休日 | 1月6日 | この日は紀元節と人日に挟まれることで毎年必ず公休日となる。 |
人日 | 1月7日 | 七種の節句。その年の無病息災を祈って七草粥を食べる。神宮では七草粥神事。 |
元服節 | 1月15日 | 新成人を祝い、成人としての自覚を持つ。各地では元服式が行われる。神宮では筒粥神事。 |
万世節 | 2月11日 | 今上の御降誕を奉祝する瑞穂国のナショナル・デー。 |
上巳 | 3月3日 | 桃の節句。女子の健やかな成長を祈り、雛人形を飾る。 |
春季神霊祭 | 春分日 | 神室の霊を祭る大祭日。 |
官軍記念日 | 4月29日 | 帝国陸海軍の創設に因む。官軍の功績を称え国家と世界の平和を祈念する。 |
端午 | 5月5日 | 端午の節句。男子の健やかな成長を祈り、鯉のぼりや武者人形を飾る。 |
天正節 | 5月10日 | 天正大祝の降誕日。神宮では先皇祭。 |
七夕 | 7月7日 | 牛郎織女の伝承に因む。梶の葉に願い事を書いて竹に飾り、素麺を食べる。神宮では七夕神事。 |
八朔 | 8月1日 | 田の実の節句。田の神に感謝し収穫の目安を立てる。 |
重陽 | 9月9日 | 菊の節句。敬老の日。長寿を祈って菊の花を飾る。 |
神嘗祭 | 10月17日 | 五穀豊穣を祝う感謝祭。 |
秋季神霊祭 | 秋分日 | 神室の霊を祭る大祭日。 |
新嘗祭 | 11月23日 | 大祭日。大祝が五穀の新穀を天神地祇に勧め、自らもこれを食べてその年の収穫に感謝する。大祝が即位して最初の新嘗祭は大嘗祭と呼ぶ。 |
仁政節 | 12月5日 | 仁政大祝の降誕日。神宮では仁政大祝祭。 |
維新記念日 | 12月25日 | 維新政府が樹立した日。瑞穂国の近代化に尽くした先人に感謝する日。 |
大晦日 | 12月31日 | 除夕。正月の前日。歳神様(としがみさま)を家にお迎えして食事を共にする日とされており、寝ずに歳神様と年を越す習慣がある。 |
脚注
- ↑ 外務省は公文書表記を「大瑞穂帝国」に統一している。現在も使用される国璽には「大豊洲國璽」と刻されている。国内では公的に瑞穂国、瑞穂帝国、大瑞穂国、また単に帝国とも呼ばれる。
- ↑ 百姓昭明にして万邦協和す。「書経」堯典に由来し、仁政大祝が頻繁に用いたことから使われるようになった。現行紙幣にも標語として印刷されている。
- ↑ 瑞穂国の公用語を瑞穂語と定める法令は現存しない。ただし、公用語を瑞穂語と認める内容の文部大臣の帝国議会答弁がある。
- ↑ 瑞穂国の首都を信京府守矢京と定める法令は現存しない。ただし、勅令・帝都制では信京府を「帝都」と定めており、帝都と首都は同義であるとする政府見解がある。
- ↑ 諸説あり。国内では前者が圧倒的に多い。
- ↑ 「大祝陛下」の敬称を用いないのは「大祝」が本来国家元首としての肩書きではなく神官としての肩書きであったことに由来する。あえてそういった呼び方をするのであれば-国内で呼称することはまずないが-「大祝猊下」と呼ぶのが正しい。なお、五官祝に対しては「台下」を用いる。
- ↑ ラテン語で「父親」
- ↑ みやま、但し洩矢神宮では「おやま」と読む。