海田市帝國

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海田市帝國(かいたいちていこく)は北太平洋に位置する海田市群島の海田市島とそれに付随する島嶼からなる島国国家である。構成国は和暐國 (かたゐのこほり)・白波國 (しらなみのこほり)・群馬國 (ぐむまのこほり)・宮川國 (みやがはのこほり)の四つの皇國である。形式上はこの四つの國による連邦国家であるが、共通した政府機関を持つ為、国際的には四つで一つの国家として捉えられる。現政府は国家社会主義(Staatssozialismus)を掲げている。華字と日仮名文字等を使用した和暐語が共通語として話されている。

海田市帝國
der Kaitaitsche Vereinigte Kaiserreich
の国旗 の国章
国旗 国章
国の標語:安寧秩序・官民調和・殖産興業
国歌:筑子
公用語 和暐語・ライプス゚語
首都 帝都大空(海田市帝國&和暐國)
白川府(白波國)
時定市(群馬國)
宮川市(宮川國)
最大の都市 白川府
政府
国家元首 驟霑院 霏雷
政府首脳 永近 大岳
面積
総計 37274,34km²
水面積率 0,9%
人口
総計 6953万人
人口密度 1865,4人/km²
GDP(自国通貨表示)
合計 xxx,xxx緡・文
GDP(MER)
合計 xxx,xxxドル
GDP (PPP)
合計 2699,64億ドル
1人あたり 3'8827,92ドル
建国
建国延元元年十二月廿一日(1337/1/23)
通貨 緡・文 (KKM)
時間帯 UTC -9(DST:なし)
ISO 3166-1 KK/KVK
ccTLD .kt


國の象徴

国号

国際的な国号は海田市である。ただし、政府は自国を略して表現する際は帝國と呼称している。これは後述の外国語表記で見られるように、海田市を唯一・最高の国である体をとっているためである。

  • 海田市

「海田市」という名前は、光輝くなごみを意味する、和暐(かたゐ)から由来したものではないかとされる。海田市黎明期は国号が定まっておらず、和暐の他、艱、海娧、勁市、などの表記が見られる。1865年十二月廿一日に制定された海田市帝國憲法では明確に現在の和暐國の国号として[海田市]が定められた。また、これらの歴史を踏まえ、旌懿元年(西暦2018年)からは旧海田市帝國の範囲を和暐國とした。また、海田市帝國は帝國と冠しているが、実態は連邦国家である。獨逸語では「Das Kaitaitsche Vereinigte Kaiserreich」、英語では「The United Kingdom of Kaitaichi」と表記される。国際規格では三文字略号をKVK、二文字略号をKKと規定している。なお、旌懿元年までは三文字略号をKTC、二文字略号をKTと規定していた。これらは現在でも使用可能であるが、新規利用は不可とされた。

  • 和暐

「和暐(かたゐ)」という単語が最初に出てくるのは建国から約七十年後の果報(はかつぐ)の時の歌からである。この名称について、海のど真ん中に位置するこの国には古くから遭難者が来たことを記録する文書が残されており、漢字圏よりやってきた外来人が命名したのではないかという説がある。意味は「光輝くなごみ」であるとされる。

  • 白波

海田市本島東部、特に篠附から浦橋にかけての地域の海岸線には岩場が多いため、沿岸で飛沫をあげるさまから"白波"の呼称となったとされている。顕平十七年四月三日の海田市帝国への併合の際に国名としては廃止となったものの、 旌懿元年(西暦2018年)四月に予定されている連邦化に際して国号として再び用いられることとなった。

  • 群馬

群馬國のは古くよりよい馬が育つことで有名で、これにより名づけられたのではないかと言われている。現在でも、帝都大空の瀧口は群馬國の良馬を運用している。

  • 宮川

宮川國は海田市本島に比べて平地が広く、また河川も広く流れがゆったりとしている。宮川國は古くから現在まで、海田市帝國全体の食料を生産しており、これらの食料の運搬になだらかな川が不可欠で、これにより名付けられたとされる。與胡(くみひさ)市の農作地率は国内最高である。

国旗

国旗には帝國のものと國/郡(こほり)のものがある。基本的に片方のみが掲げられることはなく、基本的にそれぞれ一つがセットで掲げられる。国家的行事には全五種類が掲げられる。駅を含む公共施設には年中掲げられていることが多い。

  • 海田市帝國

ベースの色には鉄紺を使用しており、静寂・誠実・献身・信頼を意味しているとされている。円の中に国章である十六角菊を配置している。

  • 和暐國

中央に國章である目結紋を配置し、光と影で山を表現している。

  • 白波國

青い海に白波の立つ様を表す。中央に國章を配置。

  • 群馬國

青は湖と空を、白は雪を表している。左上に國章を配置(縦掲揚時は右上)。

  • 宮川國

黒、白、赤の三色は本朝古来の思想を表したもので、赤心=清明心と黒心=穢き心の間に禊祓の白を配置している。中央に西欧に倣った形式で國章を配置。

国章

  • 海田市帝國国章

国章は海田市島に領土を移動してからの初の天皇の宮家、瑞馥院の御紋である十六角菊をそのまま採用している。なお、国章など限られた処でのみ十六角菊の外側に枠線が入る。また国章旗は緋色の背景に金色の国章を載せたものとなっている。背景の柄には基本的に菱模様が使われるが、色の指定がなされているのみで、柄を規定する事項はない。

  • 國章

こほりの國章はそれぞれの宮家の長の御紋が採用されている。

国歌

国歌は帝都大空にて古くより伝わる三つの民謡のうちの一つである、筑子節を元に、海田市帝國連邦化に際し旌懿元年に制定された。作詞は今上天皇で編曲はふすこでである。民間レベルでは「御歌」と呼ばれることが多い。

歌詞 — 大和より千半里
峅山の空に聳ゆる雄々しさに
ならへとぞ懷う坊民の姿に
うかれたらきのどくな
ゆわれたらめっそうな
  • 國定國歌坊樂器版

帝國の伝統的な樂器を用い、主に海外向けに演奏される。なお、楽譜上の琴1は十七弦で演奏されることが多い。編曲ははやてつ。楽譜及び音源はこちらで入手できる。

地理

現在の和暐國津澤市を示す古の道筋絵図

海田市では海田市帝國憲法に於いて初めて明確に領土を規定したと言われている。これは海田市諸島に於ける、和暐國・白波國・群馬國・宮川國の範囲を共同認識するためだったと言われている。山田諸島に於いては古来、和暐國と宮川國が争い、山田諸島の南端部が宮川國の支配権に置かれたとされる文書が残されている。旌懿元年の憲法改正に伴い、山田諸島の全てが和暐國山田市に編入されることになった。

地勢

海田市帝國は、本島と離島43島からなる。北太平洋の中でも日付変更線より東側に位置するため、極西と呼ばれることもある。領土面積は37274,34k㎡であり、国土の約七割が山岳地帯であり、森林率は約65%である。

  • 最東端 白波國来島市藏島
  • 最西端 群馬國遐幸市田代岬
  • 最北端 和暐國津澤市阿頼島
  • 最南端 宮川國與胡市青柳町

概要

靈峰立山の雄山神社を望む
雄神川の流れ
冬の岩舟市平野部

周囲を太平洋に囲まれている。本島の東半分が白波國、西半分が和暐國、本島の西に位置するのが群馬國、南に位置するのが宮川國である。 最大の特徴は冬から春にかけての大雪である。本島の多いところでは20mを超える積雪となり、世界有数の豪雪地帯と言える。群馬國の柊山北側では、海から吹き上げる強風により、樹氷が広く見られる。海田市諸島は火山活動が活発なことから火山性土壌が多く、これが海田市群島の自然を豊かにしたと言われる。また、澁山をはじめ、複数の活火山が存在する。また、山田諸島及び山田湾沿岸は山脈が沈んだことにより生成されたものとして考えられており、リアス式海岸が見られる。

山岳は、最高峰の林山(標高4386m)の他、刃切山(標高3878m)・鉢伏山(標高3876m)など、千五百丈超えの呉羽山脈が帝都大空から和暐市にかけて連なっている。これらの高い山脈の蓄える雪のお陰で海田市はほとんど水不足が起きていないと言われている。林山・立山・峅山は海田市三靈山と呼ばれ、古くから信仰の対象となっている。海田市群島では、材木石と呼ばれる柱状節理を持った火山溶岩が広く見られる。それが数多く立ち並び、まるで森の中に材木が転がっているかのような風景から名付けられた。他にも、群馬國の柊山の樹氷や、本島呉羽山脈の氷河に依る圏谷、深い渓谷・尖った岩山、豊富な動植物など非常に魅力のある。

河川は、立会川や上田庄川などが有名であるが、大陸河川と違い、源流から河口までの距離が大変短いこと、海抜高低差が急なこともあり、比較的流れが速い。本島北岸では特に顕著であり、浸食作用が著しいため頻繁に表層崩壊を起し、たびたび土石流が発生する。そのため、河川には貯水発電ダムの他に砂防ダムが多く作られる。年間を通じて多雨多雪であるため、集中豪雨等で堤防が決壊し人家田畑に甚大な被害を及ぼすこともあるが、新鮮な水が常に取水できる点がよい。また、地下水がとても豊富で、大都市圏や沿岸沿いを除いて、上水道が整備されている地域は少ない。

平野は、大方10km四方であり、広い平野は宮川國東部や群馬國柊市が代表である。本島の平野部のように見られる平地は扇状地であり、海田市ではこの扇状地に人口の殆どが集中している。前述の通り、上水道整備率が低いのはこの扇状地に住んでいるがために容易に井戸を用意できるということも挙げられる。

気候

ケッペンの気候区分によると、国土全体が温帯多雨夏高温気候(Cfa)に属するとされる。緯度が多少高いため、夏は暑く、冬は寒い傾向にある。また、標高の高さより、国土の約四割が亜寒帯湿潤夏冷涼気候相当である。海田市諸島は偏西風と季節風が共在する地域であり、偏西風は常に基本的に北西から来るものの、季節風は冬季には東風、夏季には西風、となることが多い。冬の帝都大空?での平年積雪量は二月で三米程度だが、季節風が蛇行し、西風になった場合には偏西風と共に大量に雪を降らせ、多いときには七米を超える。夏は高温多湿であり、40度を超える日も度々ある。しかし夜中は25度を下回ることが多く、寒暖の差が大きい。

地域区分

都府市(一都一府丗七市)という行政区画がなされている。この区画の下に町と村(府は間に区を挿む)で地区割がなされている。和暐國と白波國の境はおおよそ吉田市鎌岡市境・白川府國境通りほか・白川府和暐市境、湖西市奥枯山脈である。白波國政府併合前は都市制であったが、白河市と白川市(白波國)の併合により白川府が誕生、また旧白波國は市町制であったことから併合時に藏浜町、はざま町、八尾町の3町が引き継がれたものの、その後の統合や市への格上げにより現在の都府市制となった。

詳細は「海田市帝國の都府市一覧」を参照

海外連携都市

姉妹都市連携は各都府市ごとに行われ、国は基本的に関与しない。

帝國自治体 相手国 相手側都市 締結日
帝都大空 紫娜國 大京府 顕平十七年七月十三日
白川府 紫娜國 滬寧市 顕平十七年七月廿三日
湖東市 大和国 湖東町 顕平十七年三月十日

法・政治

海田市帝國憲法上、同憲法を最高法規とし、この下に評議會が制定する法律、内閣が制定する政令や各省が制定する省令などの命令、地方公共団体が制定する条例など、各種の法令が定められる。憲法上、裁判所は、全ての法令や行政行為などが憲法に適合するか否かを最終的に判断する違憲立法審査権を有し、最高裁判所を終審裁判所としている。

海田市帝國憲法

帝國憲法は立憲主義の要素と国体の要素をあわせもつ欽定憲法に分類される。詳しくは「海田市帝國/憲法」を参照。海田市帝國憲法は公布時より、安寧秩序・官民調和・殖産興業 の三つを"帝國之理(ていこくのことわり)"としている。十八世紀末期迄の帝國憲法では、天皇主権を掲げ、「天皇ハ、帝國々民ノ為二統治ヲ行フ」と明記されていた。

国家元首

詳しくは海田市帝國/宮内省を参照。

帝國の国家元首は「天皇(てんわう)」である。敬称は陛下。初代天皇は光明天皇であり、今上陛下は廿三代目であられる。帝國憲法に於ては、天皇ハ國ノ元首ニテ統治権ヲ総攬スとあるが政治の権限は政府が担っており天皇が政治に介入するのは政府が機能不全に陥った場合のみである。 よって憲法上、重要書類等は天皇の名の下で発効される。

皇王 宮家 誕生 即位 退位
廿二 太上天皇 八尾院 継仁 仙丸三年十一月十九日 元街丗五年四月一日 顕平十七年十二月丗日
廿三 今上天皇 驟霑院 霏雷 元街三年十月十二日 顕平十七年一月一日 在 位 中

国政

帝國では大空城にて十七からなる評議會により萬機が総攬されている。各評議會は選挙で銓出された卅五名と各省庁の大臣・副大臣の卅八名で構成されている。又、総理大臣は各評議會の議長を指名でき、選挙は四年に一度行われる。議会は常設されていない。

内閣 与党 期間
八十六 永近政権 興業黨・榮華黨・三民黨 顕平十七年三月一日(2017年3月30日)~顕平十八年三月丗日(2018年5月4日)

行政省

国家業務を行う機関は上から「省(つかさ)」、「寮(れう)/局(きょく)」、「司(し)」が置かれている。それぞれ大臣が就任する。これは選挙で選ばれるのではなく各省内で決められる。それぞれの省の詳細は当ページ最下部の資料集より閲覧されたし。

帝國評議會

それぞれ議長が任命されている。ほとんどの政治その他の意思決定が評議會で行われる。国家の最重要機関であり、全ての評議會が大空城に設置されている。

国家機構図
内閣総理大臣(第八十六代) 永近大岳
副総理大臣 那須野友厚
評議會 議長
内閣評議會 柚木優希
内務評議會 水元恭史
外務評議會 玉木政道
法務評議會 吉岡雅一
金融評議會 白河秀政
勞働評議會 渡邊捷彦
農林評議會 長峰維政
教育評議會 佐々木研
産業評議會 倉橋尚子
交通評議會 水卜兼好
環境評議會 藏門佳音
國防評議會 鉢川丈
災害評議會 増川鉱子
公安評議會 林優一
予算評議會 奥間郷美
行政監視會 成囚伸也
訴追評議會 寺門巖

帝國議会

非常設の国家機関。複数の評議會間にとどまらず、総合的な分野などに於いて政府又は天皇が判断、指示した場合に開かれる。全評議員が討議、投票の参加する。例年、年に三回ほど開催されている。

地方政治

海田市帝國はいわゆる中央集権型で地方自治は最小限に留められている。基本的に市の権限は小さく、外交は中央政府のみ、内政の基本方針は白川府を除き四つの皇國に依って動かしている(白川府のみは独自の内政機関を有する)。細かな法令は各都府市町で定められる。

都府市(一都一府丗七市)という行政区画がなされている。国政では成文化された法律が一般的だが、各地方では不文法も多数存在する。教育制度がしっかりしているため、成文化されていなくても各人の常識や判断だけで通用することがほとんどである。それぞれ、執行機関たる都府市町長、議決機関たる都府市町議会が置かれ、いずれも住民から選挙される。財産を管理し、地域の事務を取り扱い、行政を執行する。法律の範囲内で条例を定める。

司法

司法機関は司法省刑部寮が管理しており、帝國訴審処・一等裁判所・二等裁判所の三種のみが設置されている。司法省刑部寮下に刑事司と民事司が置かれ、それぞれ各裁判所で裁判を行っている。帝國訴審処は帝國訴審処(白川府)、一等裁判所は和暐裁判所(横口市)、白波裁判所(白川府)、群馬裁判所(時定市)、宮川裁判所(宮川市)の四ヶ所、二等裁判所は全国に十四ヶ所に設置されている。

海田市帝國の裁判所は行政から独立しておらず、その時世で判決が変わることもある。また、宣伝の為に故意に有罪にすることもまれにあり、これにより[有罪・懲役一日]という判決や無期懲役と発表されて実際は一ヶ月で釈放といったことも存在する。裁判員裁判等は実施されていない政府の発行する第四面(後述)に毎回判決が出される。逮捕時は本名による報道は規制されているが、判決確定後は規制が解除される。海田市帝國に於ける裁判は有罪率の高さが97,3%と非常に高い。これは裁判に至るまでの過程で司法省公安局の克明なる捜査と、権限の大きさに因る(公安局権限で示談や削除することも可能である)。

外交・国際関係

在外公館

国家 設置都市 公館名 代表者
清華國 大京府 驻清華國总领事馆 林 和樹 特命全権大使
郑州市(河南省) 驻华领事馆另院郑州
哈爾濱特別市 驻华领事馆另院东北
江寧市 驻华领事馆另院江寧
青島特別市 驻华领事馆另院青岛
滬寧市 驻华领事馆另院滬寧
香港市 驻华领事馆另院香港
重慶市 驻华领事馆另院重庆
長安市 驻华领事馆另院長安
拉薩市(唐古國) བསདཨད བོད་ གགཨུང ཚཨབ ཁཨང
瑠菟國 モスカウ Посольство Kaитaитcчecкaи в Рутении 内田 真也 特命全権大使
泉寬國 ルア・コメッタ(ポートメテオロ) Embajada de el Reino Unido de Kaitaichi en Estrelado 藤好 卓哉 特命全権大使
大和國 東京(東京都) 駐大和國総領事館 西條 誠志 特命全権公使
富山(北越州) 駐大領事館別院呉羽
北海道(北海道州) 駐大領事館別院松前
京都(近畿州) 駐大領事館別院洛陽
福岡(九州州) 駐大領事館別院筑紫
錦島國 錦島広域市-南区 駐錦島國総領事館 葉加瀬 嘉 特命全権公使
神津國 北倉市-都雪区(稲川県) 駐神津國総領事館 大藪 哲秀 特命全権公使
納鳥市-中之島(納鳥県) 駐領事館別院納鳥
空日國 新都都 駐空日國総領事館 直林 宏保 特命全権公使
豊浜府 駐空領事館別院豊浜
豊南県 駐空領事館別院豊南
豊護國 名瀬郷市-挟水区(名瀬郷府) 駐豊護國総領事館 堅田 寛俊 特命全権公使
香葉國 佐々雪市(佐々雪県) 駐香葉國総領事館 樽井 稔 特命全権公使
覯國 Cafeclan市(Forcast州) Embassy of the United Kingdom of Kaitaichi in Felchia 角銅 利佐 特命全権公使
瑞穂國 洩矢郡(信京府) 駐瑞穂國総領事館 久瀬 嘉隆 特命全権公使
高麗國 平壌直轄市-大同江区域紋繍一洞 주고려카이타이찌총영사관 觀居 義朋 特命全権公使
漢城直轄市-竜山区域漢南洞 주고려카이타이찌대사관별원한성
北信國 渡尾市 駐北信國総領事館 簾田 雄仁 特命全権公使
禡歷國 ヴァベル Rfzaaw ty sxr Opmsrg Qmplgtf ty qhmshmsanxm mp Ihzrknp 塩澤 優樹 特命全権公使
菔諚國 東都市 Embassy of the United Kingdom of Kaitaichi in pocopen 万里 弘治 特命全権公使

海外要人来海歴

ここではINC公式訪問のみを載せる。

旅國 来訪者 役職 日付
紫娜國 蒋華強 国務総理 顕平十七年七月十二日(2017年9月2日)~同十四日(2017年9月4日)

ラ゙イゼパス

海田市帝國には、越境手形・官務手形・宮家御照の三種類のパスポートがある。いずれの手形にも、国章である十六角菊が表紙中央に印刷されている。また、華字は「手」のみが金文で、その他は篆文で印刷されている。宮家御照には「宮家御照」という表記はない。表紙下部には独逸語で「旅券」「海田市帝國」と印刷されている。大きさは128x80mmであり、B7サイズよりも細身である。全て外務省が発行、交付する。天皇と皇后は国際慣習における元首待遇により、旅券は必要無いが、政府より宮家御照が発行されている。

種類 対象者 有効期間
越境手形 海田市国籍取得者 五年
上記の内十四才以下
官務手形 評議員及び各省の本庁の職員 在職中・四年に一度更新
宮家御照 象牙 海田市帝國の宮家のみ 所属中全期間

治安維持

帝國軍の詳細は「海田市帝國/兵部省」を参照。公安局の詳細は「海田市帝國/公安局」を参照。

対内

警察組織は兵部省陸軍寮警視隊と司法省公安局の二層構造になっている。基本的な治安維持は警視隊が町中に配置する警視署及び番所の存在によって守られている。公安局は海田市帝國に対する治安、安全保障上の脅威に関する情報を収集して分析をおこなっている情報機関・捜査機関である。調査対象組織などに潜入することもあり、現在でも国内のみならず海外の組織にも潜入していると言われている。他に海上を警備する機関として海軍巡視隊やいわゆる秘密警察である兵部省本局零番隊の存在が発表されている。

武器所持規制法により、銃・刀剣などの武器の所持を厳しく規制している。また、殺人、誘拐、強姦、強盗などの暴力犯罪の発生率が著しく低いとされる。その理由については、制度的な要素、社会的な要素、海田市人の遵法意識の高さなど諸説あるが、その一つとして厳しい銃規制も挙げられる。但し、ブリタニエンの銃規制に見られるように海田市と同等ないし罰則だけなら海田市よりも厳しいのにもかかわらず、人口に対する殺人事件発生率が倍以上の国もあり、銃規制のみが治安維持に貢献しているわけではない。

対外

海田市帝國軍(Bundeswehr)は陸軍と海軍の二つのみにわけられており、両者共に兵部省の管轄である。航空戦力は基本的に海軍寮航空隊として集約されている。編成以来、第二次大戦中も中立を保ったこともあってほとんど戦闘を経験していない。海軍に関しては公開演習などを通じて世界各国から高い練度を評価されることが多いが、実際の戦闘に於ける能力は未知数である。海田市の兵器は「クセが強いが高性能」が特徴であり、一撃離脱戦法を基本とした設計をしている。基本的に機械は最低限の防御力のみを有し、攻撃力や機動力に特化している。詳しくは資料集より兵部省を閲覧されたし。

要員

顕平十六年(2016年)に於ける現役の隊員数は、帝國陸軍本隊が八万人、警視隊が七万人、公安局が五千人、帝國海軍本隊が十五万七千人、巡視隊が一万三千人、の計丗三万人である。また、兵部省の文官は一万六千人である。現在は徴兵制度はないが憲法上に於いては有事の際に予備役を召集できるとしている。要員のほとんどは研究者であると言われており、実際の隊員の人数は明らかになっていない。

装備

装備のほとんどが国産であり、海外と比較しても高性能と観られるものを多く保有する。昔から他国との武器の輸出入には消極的であり、これにより帝國軍の調達する兵器の多くは海外の同等のものよりも価格が高いが、他国の意志に左右されず兵器本体及び保守部品の生産ができ、兵器製造技術を蓄積することによって、保守・運用の効率を高め、稼働率を保つことが出来ている。また、特筆すべき点として、世界で唯一帝國海軍航空隊がステルス機を運用している。

産業

最も生産の多い米の品種てんたかく
栽培される蕗
平政

海田市帝國は長期継続雇用が主流であり、企業が投資をする際に國から補助金が出やすいことや、資本金の多い企業には社会貢献することを義務付ける法律や、地方自治体が失業者に一人ひとり声掛けや助言する義務を有する法律などがあることなどにより、完全失業率は驚異の0.32%である。一人当たりの平均所得(税抜)は約六万圓である。企業の集合体として大海田市殖産興業期成會がある。

農林水産業

  • 農業

国土が狭い為、基本的に農産物が海外に輸出されることはない。国内で生産量が多いのは、稲、馬鈴薯、玉葱、蕗、水菜、そして山菜類である。白波國では柑橘類も栽培されている。食料自給率は0.97。本島だけでみると食料自給率は0.73であり、主に群馬國や宮川國で生産されてる。

  • 畜産業

鶏卵や牛乳、牛肉その他は帝國内では宮川國でよく生産されている。大和國から輸入した牛乳及び乳製品も多く流通している。

  • 漁業

漁獲高は百万噸弱である。海田市帝國は暖流のアラスカ海流と寒流のカリフォニエン海流により世界第四の漁場である太平洋東部漁場に位置し、目鉢鮪・本鮪や間八、平政などが多い。また、淡水魚もよく獲れ、鱒、吉次などがよく食される。養殖はほとんど行われてない。世界各国に輸出される。

  • 林業

林業は国土省により完全に管理されており、民間企業は存在しない。海田市には椈林が広がっている。家具や建材には椴松や翌檜、柏なども使用される。

  • 貿易(輸入・輸出)

海外との貿易は盛んではない。船舶や自動車、鉄道車両などの重工業は比較的交易が行われている。他国に比べ比較高く関税がかけられている。

鉱工業

  • 鉱業

中心を占めるのは硫黄と珪石である。石炭や沃素も産出される。金属資源は亜鉛、銅、鉄鉱石が群馬國から産出される。

  • 工業

基幹産業であり、特に素材・金属加工・造船・土木工学・機械工学・情報技術などの分野に於いては世界最高水準である。国家予算の四割以上がこれらの研究費に充てられている。

  • IT産業

工業とともに重要な役割を示しており、他の架空国家にも多く輸出されている。主なIT企業としてスペアミントソフトウェアがある。現在はロケーションシステムを諸外国に積極的に売り込んでいる。

交通

古くは海運において重要な位置を占めた。翠筠四年三月廿七日(1852年5月15日)にプロ゙イセンの協力により、海田市帝國鐡道(現在の林鉄道月見線)が開業、以降国策として急速に鉄道網が発展され、現在では鉄路による鉄道網が全国を網羅している。これにより、自動車の普及率や道路舗装率は著しく低くなっている。現政府は国道のアスファルトによる完全舗装を目指しているが、着工の見通しさへ立っていない。

  • 航空

鉄道網が全土を網羅したことと、広大な山岳や市街地により滑走路の延長や計器着陸装置の完全設置が困難であり(滑走路の中心を示すローカライザーのみ)、冬場の大雪や春先の濃霧による欠航が多発したり、敷地の余裕がなく滑走路の両端まで誘導路が作れない(平行誘導路がなく、離陸機は滑走路末端のターニングパッドでUターンしてから離陸していく)という物理的制約が厳しく、軍用や臨時便を除いて国内線は存在しない上に、民間機の発着が認められているのはミヤタ空港、松戸空港、来島市営飛行場の三箇所のみである。その為、国内の空港滑走路の整備状況は燦々たるものであり、政府は顕平十七年月日(2017年月日)帝國国際機場松戸の完全改装を指示した。完成は顕平廿二年(2022年)を目指している。これを除けば、3km(以上)の滑走路を有する空港はミヤタ島のミヤタ空港のみである。 また、政府は航空会社設立を目指しており、三菱MRJの購入を検討している。

  • 鉄道

詳細は「海田市帝國/鉄道」を参照

翠筠四年三月廿七日(1852年5月15日)の大空驛ー岩船駅(現・岩泉駅)間の開通を皮切りに、国策として全国に鉄道網が急速に敷設され、海田市帝國鐡道(現・林鉄道)や他の数多くの私鉄へと発展した。また、各都市圏には地下鉄や路面電車が整備されている。世界に例を見ない規模で分刻み・秒単位のスケジュールで運行され、その規模、技術、運営ノウハウ共に世界最高水準と言われる。国民の鉄道依存率、軌道線規模ともに世界一である。鉄軌道は大型のものに限らず、山岳地帯の小さな村へは762mm軌道を中心とする鉄道が整備されている。これらは確保する必要のある路盤及び隧道断面を狭める目的で選ばれている。上流の河川敷についても住民が居なくても砂防堰堤や保安林などの防災設備の保守点検用として利用される。主な旅客鉄軌道事業者として林鉄道白波鉄道しらかわ市内軌道がある。また国内の高速輸送を行ふ鉄道社として柚林高速鉄道がある。

  • 道路

街中の道路舗装に於いては、和暐國では車道,歩道ともに石畳、その他では車道はアスファルト,歩道は石畳というものが一般的である。しかし、街中やバス通りを除けば、道路のほとんどが未舗装であり、自動車普及率の低さから、走行する車両はバス、トラック等の営業用車両がほとんどで、片側2車線以上の道路は稀である。しかし、大通りの歩道の幅は広く確保されており、中心市街地のそれには車道幅を越えるものも存在する。また、乗合バスは鉄道の補完的輸送手段として、特に白波國に於いては、鉄道とともに国民の重要な足となっている。バス路線は鉄道路線の主要駅を中心に鉄道の通らない近隣地域を結ぶ形で運行されている。都市間道路は山岳地帯を主とすることから建設は容易ではなく、自動車が通行できるものはINCハイウェイを除けば農業の盛んな群馬國に限られる。

  • 海運

古くは交通の中核を成していたが、今では鉄路に取って代わられている。しかしながら、四方を海に囲まれた海田市に於いては欠かせない輸送手段であり、現在でも貨物輸送を中心に鉄道貨物輸送と連携し 利用されている。

電力

海田市は高山が多く連なる地理条件によって水力発電開発が当初から盛んである。インフラの重要な役割を担うとして原則として國榮企業のみが存在し、電力の廉価な大量供給を行うことで國内に電気精錬などの電力多消費型産業の発達を促している。特に第二次世界大戦以降、工業の発展に伴って電力が著しく不足し、1950年代から1960年代にかけて人類未踏だった奥鉢木川や小院瀬見川でのダム開発が行われ、1980年代までに超大型水力発電所の建設ラッシュがあった。大規模水力発電設備の建設が概ね完了した現在でも災害防止やさらなる人口増加を念頭に、小規模河川や用水に於ける小型水力発電機の設置が進められている。このため、水力発電のウエイトはかなり大きい傾向がある。その傍らで、火力発電所の開発も同時進行で進められ、有り余るほどの電力を確保することができた。また、伊勢崎火力発電所では現在、LNG一号機が建設中である。

2001年および2004年には赤字を解消する目的で老朽化した火力発電所を廃止しており、岩舟火力発電所1~3号機、礪波西火力発電所1号機が廃止された。これらはすべて石油火力であり、特に岩舟火力発電所は大気汚染の原因としても問題視されていた。原子力を用いた発電については1959年から柚林大学にて最大出力量100キロワットの研究用原子炉を1基、保有・研究がなされていたが、1989年に軽水炉の水漏れ事故の発生を受け停止。再稼働も市街地に位置しているため住民や自治体の理解が得られず2004年に廃炉決定、研究が終了した。顕平の世になって、原子力発電所建設に向け計画が進められていたが、先進国大和の原発事故を踏まえ、原子力発電所の建設は永久凍結となった。現在建設予定跡地の再開発について議論が行われている。

  • 商用電源周波数

120V 60Hz 電源プラグはEタイプ。三相電圧は230V。

  • 発電実績

単位は1000kWh

水力発電量 火力発電量 地熱発電量 風力発電量 廃棄物 合計
3043'9202 1221'1275 260'7215 201 〔24'9324〕 4525'7893
67,3% 27,0% 5,8% 0,0% 100%
  • 電力需要実績

単位は1000kWh。

特別高圧 高圧 低圧 合計
1491'4700 1532'4000 1501'8300 4525'7000

文化・生活